二時限目音楽の時間、バンド紹介【CUNE】
二回目の音楽まとめ記事となります。
※当ブログのApple再生プレイヤーは全てAppleMusicにリンクされておりますので、AppleMusicではなくiTunes Storeでの購入を行いたい場合には再生プレイヤーの下のアイコンを選択していただけたらと思います、AppleMusicをご希望の場合ですと再生プレイヤー終了後にリンクに飛んでいただけたらAppleMusicが表示されます。
前のように全曲まとめて紹介文終了後にまとめてリンクする方が良いといった意見がございましたらお手数とは思いますが、コメントまたはTwitterの方へご連絡いただけますと幸いでございます。
今日二本目の邦楽ロックバンドの紹介ですが前回紹介した【セツナブルースター】よりは多少知名度があるかと思います。
ドラマ主題歌を担当したり、後述しますが珍しい経緯で知名度が上がったりというバンドですね
こちらもメジャーデビューを経験したバンドとなっております。
それでは前置きよりとりあえず楽曲だという事で早速紹介していこうと思います。
【CUNE】
(※カノンというシングルリリース前は【cune】という小文字での表記になってます)
ク ネ ではなく素直にキューンと呼びます。
- 出身:大阪府
- 活動期間:1999-2006,2011
- 1999年:以前にそれぞれ楽器隊のメンバーが別のヴィジュアル系バンドを組んでいた経歴があり、ボーカルギターの小林亮三さんの誘いに乗って結成したバンドとなっております。
- 2001年:《星をみてれば》をインディーズにて発売、この後、数年時間が経過し
《SAMURAI DRIVE》
を hitomi さんがカバーし知名度が上昇し同年5月にユニバーサルジャパンより
メジャーデビューを果たしました。
私も後に知った口となりますが
たしかに《SAMURAI DRIVE》はインディーズのシングルとして出すにはBメロで爽快なリズムを刻んでいたリードギターがサビに移動した際にゆったりしたアルペジオは入りますので比較的盛り上がりとしては大人しい構成になってますので元はカップリングだったと言われればしっくりはきますね。
そしてメジャーデビュー後に快進撃を続け
5月《リフレイン》にてメジャーデビュー
9月《イナズマ》発売
11月《クローバー》※TBSドラマ【おとうさん】主題歌
12月に1stアルバム《GREAT SPLASH》発売
と かなり短期間で生き急ぐってレベルじゃない駆け方をしてますよね。
後の経歴は安定のwikiさんをご覧いただければと思いますが2005年にベストアルバムも出すくらいシングルを出していたバンドになります。
若い世代の方はシングル自体にあまり馴染みがないでしょうが、このくらいの音楽情勢の時期ですと1枚のアルバムを出すにはシングルを最低3、多くて4、5枚出すことになっておりました。
それにしてもインディーズ時代の楽曲も含まれていますがメジャーデビューから約3年でベストアルバムを発売するという尋常じゃない早さに感服いたしました。
それでは肝心の楽曲紹介となります。
3曲ほど独断と偏見で選ばさせていただきたいと思いましたが、彼らの良さはキャッチーな楽曲にありますので初聴きの方の耳に馴染みやすい曲をベストアルバムの中から紹介していこうと思います。
1.カノン
カノンは音楽業界では有名な単語また技法となっておりますね。
また多くのアーティストがタイトルに使う単語ともなっております、一番の有名どころですと皆様も一度は耳にしたことのある パッヘルベルのカノンかと思います。
パッヘルベルのカノンは1680年頃に作曲されたとされていますが、今日までで約300年と少し経過して尚、彼のカノンより有名なカノンは存在しません。
いかに彼が偉大な作曲家であったかという事を裏付ける証拠となります。
少し脱線してしまいましたが、CUNEのカノンでは夜から朝に変わる情景を表現されているように思えますが、実際は成功者や楽しそうに生きている人に嫉妬する非常に人間らしい汚さを持ちながらも夢を追いかけて、その不甲斐ない自分もいつか許してあげたいという暗闇=夜 から抜け出して 周りもちゃんと見渡せるほどの朝=光の向こう側へ辿り着きたいという心情が感じられるかと思います。
イントロから優しい夜を思わせる表現にも脱帽しました、初聴きですとかなり聴きやすい楽曲となっております。
2.イナズマ
コチラの楽曲はカノンとは対照的に力強さを前面に押し出した楽曲となっております。
しかし、内容としてはカノン同様 目的=夢を歌っているかと思われます、しかしカノンとは方向がやはり異なっておりカノンでは自分が嗤われる事を恐れたり成功者を妬む側だったのに対し誰に嗤われても「俺は突き進むぞ!」という歌詞になっております。
イナズマが僕をまるで気まぐれにつらぬいたんだ という歌詞からこの楽曲の目的は恋愛=思いを寄せる異性と一緒になりたい という恋を歌っているかと思います。
3.SAMURAI DRIVE
やはり安直ですが、最後は一番有名なコチラの楽曲を紹介したいと思います。
知名度が上がったには上がりましたがシングルのカップリングという事やカバー曲の方が認知度が高く売れてしまっておりますので葛藤はあったかと思われます。
しかし、hitomiさんのカバーにはカバーの良さがあり、CUNEにはCUNEの良さがありますので私はCUNEのSAMURAI DRIVEを紹介いたします。
楽曲としては前述にもありました通り、Bメロからサビへの移動した際のアルペジオによって盛り上がるではなく聴かせるタイプの構成となっていますね。
また歌詞ですが結構難解です。
捉え方によって変わる歌詞かと思います、私の解釈では付き合ってる途中で他の異性に目移りしてしまい自分たちの愛が偽物?それとも・・・真実?
といった自分でも妄想や自分勝手極まりない言動と理解しながらも妄想とも言われる自分の信じた愛に向かって突き進むストーリーと解釈しました。
それでは本日の2限目音楽の時間は、CUNEについてでした。
その内紹介した記事をバンドまとめといった形で再紹介させていただく可能性がございます。
また気になる方はCDやiTunesにて楽曲をお求めになれますので気になりましたら是非よろしくお願い申し上げます!