二時限目音楽の時間、バンド紹介【The cold tommy】
五回目の音楽まとめ記事となります。
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今日おそらく三本目の記事となります。
また知名度としてそうでもないかも知れませんがavex系列にてメジャーデビューしておりますバンドとなっています。
KONAMI ギタドラV7にて楽曲が収録されゲームセンター等の遊戯施設に足を運ぶ方ならば記憶にあるかもしれないロックバンドとなっております。
とあるサイトでは
放たれる狂気、掻き鳴らされる衝動。純粋ゆえに凶暴な音楽。
とのキャッチフレーズまでご紹介されておりました。
今回ご紹介するのは
読み方は ザ・コールドトミーとそのままです。
- 出身:広島県と神奈川県(活動地域は下北沢)
- 活動期間:2009年~
- 2009年:結成
- 2013年:タワーレコード新人発掘レーベルの【SONIC-ONE】の第1弾として抜擢され《Cold days, cold you.》を流通
- 2014年:シングル《パスコード》をリリースし2014年末にavex内のレーベルにてメジャーデビューを果たしました。
- 2015年:《FLASHBACK BUG》をリリースしその後にドラムの松原さんが脱退しその後にマーさんが加入しまして《DRIVIN' BEAST - Official Bootleg》《BABY OVER THE WORLD》をリリース。
- 2017年:マーさん脱退、マスクド・チャンさんがその後ドラマーとして正式加入致しました、当時はマスクド・チャンさんは仮面を被っていた為、どなたがドラムを叩いているのかわかりませんでしたが、正体が後に公表されまして
正体は 初代ドラマーの松原さんでした、再加入といった形ですね。
- 2018年:《Mother Virus》をリリースし精力的な活動を続けております。
それでは今回ですが一つのアルバムから3曲紹介する形をとらせていただきたいと思います。
今回紹介するアルバムは《DRIVIN' BEAST - Official Bootleg》
という一発撮りのレコーディングアルバムとなっております。
一発撮りならではの衝動的な、暴力的な美しさを持つこのアルバムの表現の嵐をみなさんにも感じ取ってほしい、そう思います。
それでは早速紹介させていただきたいと思います。
1.朝から夜に
こちらの楽曲は前述しました通りKONAMIのギタドラV7に収録された楽曲となっております。
また散文詩のように思われる特徴的な歌詞はボーカルギター研井さん独特の歌詞となっております。
誰かと同じ道を通るのが怖い、そう思ってレールから外れた生活を送る内に食パンを齧るような質素な生活になってしまっていた という解釈を私は行いました。
朝と夜に悩んで=起きて寝て=忘れるように生きていくという事となるかと思います。
楽器隊の演奏としましてはシングルコイル独特のジャキジャキ感を感じられるコードに一発撮りで際立つベースの存在感、金属系打楽器の高音の響き
それぞれのパートがアンサンブルの中で「前へ!前へ!」と競い合うかのようなこの楽曲を聴いていただけたら思います。
2.S**t A world
なぜかiTunes Storeでは本来の楽曲名が表現の縛りの為に隠されておりますが
Shit A world となります。
この楽曲もまた散文詩と言いますか、The cold tommy の特徴として基本的に歌詞は散文詩を元にして構成されております。
また今回の歌詞に非常に私好みの表現がありまして
「豚を食らう
非常に攻撃的な思考、また皮肉屋であり捻くれたこの表現こそがロックであると私は感動しました。
また恐らくフロントかミドルで音のブリブリ感を増したこのギターの音域の広さ、クソみたいな世界と歌うボーカルである研井さんの魅力が溢れていると思います。
3.殺されたトロル
タイトルから殺伐としておりますね、また歌詞にございます。
「大きなヤギに殺されたトロルみたいに」との表現がございますが、三びきのやぎのがらがらどんという北欧のお話からきております。
内容を簡単に説明させていただきますと、
ヤギが橋を通るとトロルという怪物がヤギを食べようとしますが、
「次はもっと大きいヤギが通るよ」と伝え欲張りなトロルを最終的に大きな強いヤギに殺させる話となっております。
恐らく伝えるのは「欲張るな」という意味で日本で有名な言葉ですと
二兎を追う者は一兎をも得ず
ということわざですね。
歌詞の考察としましては、やましい事がある男が毎度毎度過ちを繰り返し
手についた泥を洗うように「止めよう」と決意をしますが、結局止められず
いつか水が溢れる様に、決壊するまで嫌な事を忘れるように逃避するという話なのかな?と自分の中では捉えております。
またフィードバックから始まりリズムより衝動的な勢いを前面に押し出した今アルバムの殺されたトロル、好きな人はとことんハマるロックバンドであることは間違いないです。
それでは本日の2限目音楽の時間は、The cold tommyについてでした。
その内紹介した記事をバンドまとめといった形で再紹介させていただく可能性がございます。
また気になる方はCDやiTunesにて楽曲をお求めになれますので気になりましたら是非よろしくお願い申し上げます!